ビッグクラブを渡り歩いたプティが自身に似ている選手に選んだのはアーセナルMF? 「ピッチ上では賢く、常にチームを第一に考え、利己的ではない」

アーセナルでプレイするライス photo/Getty Images

古巣アーセナルの後輩を絶賛

現役時代、モナコ、アーセナル、バルセロナ、チェルシーと渡り歩き、フランス代表としてはW杯優勝も経験しているエマニュエル・プティ氏。

グロブナー・カジノ・ルートンの新しいスポーツスポーツベットラウンジのオープニングイベントに出席したプティ氏は英『Football 365』のインタビューに応じている。そこで、プレミアリーグの中に自分を思い出させる選手がいるかどうかを聞かれたプティ氏は「デクラン・ライス」と答え、古巣アーセナルの後輩MFを大絶賛した。

「彼の献身、メンタリティ、すべての試合に勝とうとする姿勢、常に向上しようとする姿勢。彼は時々ポジションを変えてプレイする。ウェストハムでプレイしていた時と同じポジションでプレイしているわけではないが、私は彼が好きだ。なぜなら彼はピッチ上では賢く、常にチームを第一に考えているからだ。彼は利己的ではない」

「彼は完璧なチームメイトであり、それに加えてリーダーでもある。選手に何を期待しているかを説明する必要がないような人物だ。(ミケル・)アルテタは選手としてだけでなく、人間としても彼をとても愛しているのは確かだ。彼は献身という点で私にとてもよく似ている。ピッチ上でもピッチ外でも、彼は決して何も言わない」

「彼は対戦相手に対しても、審判に対しても、チームメイトに対しても常に礼儀正しい。彼はとても献身的で、だから私たちには強い共通点がある。私たちは人を尊重しているし、だからこそ彼を見ると、同じように見えるんだ」

2023年夏に総額1億500万ポンドとも言われる超高額な移籍金にてアーセナルに加入したライス。すぐにチームに溶け込んだライスは1年半で公式戦82試合に出場し、10ゴール15アシストをマークしている。スター選手揃いのチーム中で見せる献身性やリーダーシップ、そして何よりシーズンを通して戦えるタフさを兼ね備えるライスはすでにアルテタ・アーセナルで欠かせない人物になっている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ