マンUオーナーのラトクリフはアメリカ人コーチを招聘 アモリムのスタイルに慣れるためにチームの走りを改善?

苦戦を強いられているアモリム監督 Photo/Getty Images

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ボトムハーフ脱出へ

ルベン・アモリム監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは現在、プレミアリーグで12位に沈んでいる。シーズン後半戦に向けてチームを強化するため、伝説とされているアメリカ人の陸上競技コーチのハリー・マーラ氏を招聘したようだ。『THE Sun』が伝えている。

78歳のマーラ氏は、2012年と2016年のオリンピック十種競技で金メダルを獲得し、同種目で世界記録を保持していたアシュトン・イートン選手を指導した経歴を持つ。2016年には世界陸上の年間最優秀コーチに選出されている。陸上以外にもメジャーリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツで指導を行った経験があり、世界トップクラスのコーチとして有名だ。

『The Times』によれば、マン・ユナイテッドの選手たちの体脂肪レベルに問題を抱えており、マーラ氏はアモリム監督に自身の専門知識を共有しているという。同氏は主にスピードと持久力のトレーニングの指導に長けており、選手たちがアモリムのシステムにフィットするための手助けになると確信しているという。マーラ氏はすでにオールド・トラッフォードを訪れており、マン・ユナイテッドのトラックスーツを着てサー・アレックス・ファーガソンの前に座っている姿が目撃されている。
昨年の12月にアモリムが「プレミアリーグで優勝したければ、狂った犬のように走らなければならない」と語ったように、現代サッカーでは走力が極めて重要な要素となってくる。スペシャリストを招聘したことによってチームの調子が上向くことを期待したい。

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