セビージャ退団後いまだフリーのセルヒオ・ラモス メキシコの名門が獲得を検討か

現在は無所属のセルヒオ・ラモス photo/Getty Images

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一時代を築いたレジェンド

メキシコのCFモンテレイが元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの獲得を検討しているようだ。

かつてレアル・マドリードでクリスティアーノ・ロナウドらとともに黄金期を築き、同クラブのレジェンドの一人にも数えられているラモスは、その後パリ・サンジェルマンを経て2023-24シーズン途中に自身にとって古巣であるセビージャに復帰。しかし、昨年夏にはそのセビージャを退団し、それ以降は無所属の状態が続いている。

現在38歳で年齢的にはキャリアの最晩年とも言えるが、その実力と経験はいまだに世界中のクラブから高く評価され、これまでアメリカやブラジル、さらにはサウジアラビアからもオファーが届いていた。しかし、同選手はこれらのオファーを全て辞退。自宅での自主トレーニングを続けながら現役復帰に向けた準備を続けているという。
こうした中、メキシコのCFモンテレイが新天地候補として急浮上している。同クラブはメキシコの国内リーグと北中米のクラブナンバーワンを決める大会であるCONCACAFチャンピオンズリーグでそれぞれ優勝5回を達成しているメキシコきっての名門。しかし、モンテレイは今シーズンの国内リーグでは開幕から4試合で勝ち点3の獲得にとどまるなど出遅れている。

特に4試合で8失点を喫している守備陣の立て直しは急務であり、そのため指揮官のマルティン・デミチェリス監督は記者会見の場でラモスを即戦力として獲得したいとの考えを明かした。

「我々の助けとなるような優れた選手を補強することで守備を強化する必要がある。君たちはセルヒオ・ラモスの移籍がメキシコのリーグにどういう影響を与えるか想像できるか?私は彼の移籍が実現することを願っている」(ドイツ紙『Sport Bild』より)

果たしてラモスの新天地はメキシコになるのだろうか。

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