バルセロナ、ラポルタ会長がジョルディ・クライフ氏にクラブ会員25周年記念の銀バッジを贈る 父ヨハン氏のドキュメンタリーの撮影も兼ねて個別に授与

選手としてもバルセロナでプレイしたジョルディ氏 photo/Getty Images

バルサのサッカーに影響を与えた

ジョルディ・クライフ氏が、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長から、クラブ会員25周年記念の銀バッジを授与された。

『MUNDODEPORTIVO』によると、ジョルディ・クライフ氏は数日前に行われた授与式に参加しておらず、父ヨハン・クライフ氏のドキュメンタリーの撮影の一環で、特別に個別で授与式が執り行われたという。

そのドキュメンタリーの内容は、ヨハン・クライフ氏の人物像をより深く掘り下げたもので、ラポルタ会長のロングインタビューが含まれているとのこと。その中で同会長は、ヨハン氏との関係を振り返り、サッカーにおける彼の高い技術や戦術、その価値観など、ヨハン氏がクラブに残した遺産に対して語ったそうだ。

ジョルディ氏とラポルタ会長は、授与式を終えるとリラックスしたひとときを共有したという。互いにヨハン氏を偲び、彼のサッカーへの情熱と勝利を追求する性格について、意見が一致する場面もあったと報じられている。

ジョルディ氏は、バルセロナのスポーツディレクターを2023年6月で退任したが、変わらずクラブとの関係は良好のようだ。むしろ今回、改めてバルセロナのサッカーが、時代を超えてクライフ家の影響を受けていることが示された形となったのだろう。

攻撃的なサッカーで観客を魅了し、勝利を手にするバルセロナのサッカー哲学は、ロベルト・レヴァンドフスキやハフィーニャ、ラミン・ヤマルなどを擁する現在のチームを見ても確実に継承されていることがわかる。今後も全世界のサッカーファンを魅了するクラブとして存在し続けて欲しいものだ。

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