八村塁が”エイリアン”と共闘? NBAで今冬も移籍の話が浮上中

レイカーズで活躍する八村塁 photo/Getty Images

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名将に教えを乞う可能性

名門ロサンゼルス・レイカーズに所属する限りこの手の話題は尽きないだろう。今冬も八村塁に移籍の噂が流れている。現在25勝18敗と決して悪くない位置にいるレイカーズだが、タイトルコンテンダーかと問われるとそう答える人は多くない。レイカーズはチームの課題解決に向けてトレードに動くと見られている。

『FADEWAY WORLD』は、レイカーズの抱える3つの課題を示しており、その中でも急務と思われるものが、レブロン・ジェームズとオースティン・リーブスをサポート出来るレベルのプレイメーカーの獲得だろう。

レイカーズのトレード可能な1巡目指名権が2つという状況で、エースであるレブロンが納得できるレベルの選手となれば選手は限られる。その中で、獲得の実現可能な選手の選択肢としてサンアントニオ・スパーズに所属するクリス・ポールが挙げられているようだ。
スパーズの現在の状況としては、チームの未来であり絶対的な存在となっている21歳の”エイリアン”ことビクター・ウェンバンヤマを中心に、如何にチームを作っていけるかが黄金期再建のカギを握っている。その中でおよそ20年に渡ってNBAで最高の頭脳を持つPGとして君臨してきた39歳のクリス・ポールはウェンバンヤマの育成を助ける存在としてスパーズに移籍してきた。それでも、これから全盛期を迎えるウェンバンヤマとのタイムラインを考えると近いうちにチームを離れることは確定的だろう。

そのため、クリス・ポールをトレードアセットに組み込んで、現在26歳の八村塁をチームに迎え入れる可能性がある。レイカーズとしても、ベテランのクリス・ポールであればベンチからでもハイレベルなパフォーマンスマンスをみせることが出来ると予想されている。

これまで、八村はウィザーズ時代にはラッセル・ウエストブルック、レイカーズではレブロンといったリーグの絶対的なスーパースターから学んできたが、スパーズに移籍すれば歴代最高のPFの呼び声も高いティム・ダンカンを育て上げたグレッグ・ポポヴィッチ監督に教えを乞うことが出来る。

八村ファンとしては、今年のトレード市場も2月6日のデッドラインまで落ち着かない日々を過ごすことになるかもしれない。

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