26日間で9試合をこなす超ハードな1月にレアルが掴んだもの 1か月で“32ゴール”を奪った攻撃陣はついに完成の時を迎えたか

1月は攻撃陣が好調だったレアル photo/Getty Images

バルセロナ戦の大敗から上手く立ち直った

29日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ最終節でフランスのスタッド・ブレストを3-0で撃破したレアル・マドリード。まだまだ過密日程は続くが、ひとまず1月の過密日程は良い形で切り抜けることができた。

この1月はサウジアラビアで行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャの準決勝、決勝の2試合を含め、実に26日間で9試合をこなすハードスケジュールだった。

しかも年明け4試合目となったスーペルコパ決勝では、ライバルのバルセロナに2-5のスコアで敗北。かなり屈辱的な結果となったが、チームはそこから見事に立ち直った。バルセロナ戦以降はスペイン国王杯のベスト16で延長戦の末にセルタを5-2で撃破。

その後もリーグ戦でラス・パルマスを4-1、CLでザルツブルクを5-1、リーグ戦でバジャドリーを3-0、CLでブレストを3-0で撃破しており、キリアン・ムバッペを中心に攻撃陣が調子を上げたのが印象的だ。この9試合で奪った得点数は32点と、1試合平均3点超えは見事だ。

終わってみれば、レアルは1月の9試合を8勝1敗で切り抜けた。バルセロナ戦の大敗はショックが大きかったはずだが、ムバッペが得点を量産するなど収穫の多い1か月だったと言える。

2月にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントをかけたプレイオフでマンチェスター・シティとのビッグマッチが控えるが、1月の戦いから攻撃陣は手応えを掴み始めているのではないだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ