錦織が大一番で名誉挽回のストレート勝ち 男子テニス国別対抗デビスカップで日本がイギリスを制す

リオ五輪銅メダリストの錦織 photo/Getty Images

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前日の敗戦の影響なし

男子テニスの国別対抗デビスカップ、ファイナル予選1回戦で、日本はイギリスと対戦した。今回の対戦方式はシングルス4試合、ダブルス1試合を2日にかけて行い、先に3勝した方が勝ちとなる。

初日はシングルスを2試合行い1勝1敗と両国五分の状況に。勝負が決まる2日目に入り、日本は錦織が大一番で力を発揮した。

この大会に臨む日本のメンバーは、世界ランク67位の西岡良仁、同70位の錦織圭、同143位の内山靖崇、同341位の綿貫陽介、ダブルス世界ランク144位の柚木武の5名。初日のシングルスの1試合目は西岡が勝利し、2試合目は錦織が黒星を喫していた。
2日目はダブルスから始まり、日本は綿貫と柚木のペアで挑むも敗戦。1勝2敗と追い込まれる状況となったが、続くシングルスで西岡が好調を維持。前日、錦織に勝ったイギリスのエースに対して、力の差を見せつけて勝利した。

そして勝負は、錦織が挑む最終第5試合目のシングルスへ。すると錦織は、前日の敗戦の影響を感じさせないテニスを披露。第4ゲームにバックハンドでリターンを決めてブレークに成功すると、第8ゲームでもブレークし、第1セットを奪う。

第2セットも主導権を譲らず、安定したサーブとストロークでゲームをキープし続けると、再び第4ゲームでブレークを果たし、そのままリードを守り切った。日本は錦織の活躍で3勝2敗とし、逆転勝利を飾った。

これで日本は予選2回戦進出が決定。対戦相手はドイツかイスラエルのどちらか。2025年9月に開催予定だ。

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