アストン・ヴィラへのレンタル移籍はチャンス? 成功の鍵はラッシュフィード自身の“メンタリティ”にある 「彼はもう子供ではない」

アストン・ヴィラ移籍迫るラッシュフォード photo/Getty Images

かつての輝きを取り戻せるのか

マンチェスター・ユナイテッドでプレイするマーカス・ラッシュフォードはレンタル移籍が噂されるアストン・ヴィラで成功できるだろうか。

現在公式戦12試合連続で出場しておらず、プレミアリーグ第19節のニューカッスル戦を除いてベンチにすら入っていない状況が続いている。ルベン・アモリム監督には練習中の姿勢を批判され、チームでは居場所をなくしつつある。

そんなラッシュフォードはウナイ・エメリ率いるヴィラへのレンタル移籍が近づいている。元リヴァプールのジェイミー・レドナップ氏はこの移籍はキャリアを再び軌道に乗せるチャンスになると語ったが、成功の鍵はラッシュフォード自身のメンタリティにかかっているという。

「振り返ってみると、彼にとって22-23シーズンは素晴らしいシーズンだった。しかし、ここ2年間を振り返ってみると、サッカーの世界では2年というのは長い時間だ。彼は負傷していたというわけではない。彼がぶらぶらしている映像がいくつか拡散された。ルートン戦でボールがそこにあったのに、彼はただジョギングしていただけだった」

「マンチェスター・ユナイテッドのスター選手ならそんなことはできない。先頭に立ってチームを率いていく存在にならなければならない。彼の潜在能力について一日中語ることはできるが、彼はもう子供ではない」

「もし彼にとってこの移籍が実現すれば、それは信じられないようなものになる。おそらく、ヴィラは巨大なクラブだから、今の彼にふさわしい以上のものだろう。しかし、それは彼のキャリアを再び軌道に乗せるチャンスとなるだろう。なぜなら、それが彼がすべきことだからだ。他の誰にもできない。ウナイ・エメリにも、アストン・ヴィラにもできない。マーカス・ラッシュフォードが再び選手として活躍するしかない」(英『Sky Sports』より)

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏はアストン・ヴィラへのレンタル移籍に「here we go」と報じており、4000万ポンド相当の買取オプションも含まれているという。ラッシュフォードのヴィラへの移籍は間近に迫っているようだが、この移籍をきっかけにかつての輝きを取り戻すことができるだろうか。


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