昇格組キールを相手に辛勝のバイエルン 失点関与のキム・ミンジェを現地紙酷評「弱い!」

バイエルンのキム・ミンジェ photo/Getty Images

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一方的な展開から3失点

1日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第20節でホルシュタイン・キールと対戦し、4-3で勝利した。

昨季ブンデスリーガ2部で2位に入ってクラブ史上初となるブンデスリーガ昇格を果たしたキールに対して、バイエルンは19分にジャマル・ムシアラが先制点を決めると、その後ハリー・ケインらも続いて55分までに大量4点をリード。一方的な展開となった。

しかし、62分にキム・ミンジェのパスミスからボールを失い、カウンター攻撃から1点を返されると、さらに後半アディショナルタイムにも2失点。勝つには勝ったものの、昇格組のキールを相手に守備陣が安定せず辛勝での勝ち点3獲得となった。
試合後、ドイツ紙『Bild』はバイエルンの各選手を6段階評価(1が最高、6が最低)で採点し、1失点目の原因となったパスミスを犯したキムにはダヨ・ウパメカーノと並んでチーム最低タイとなる評価点5を与え、さらに以下のような寸評を加えている。

「26分にキールのルイス・ホルトビーが放ったシュートをゴールライン上でクリアするセンセーショナルなプレイでチームの危機を救った。しかし、ボールを失った1点目の直前の場面は非常にまずかった。2失点目と3失点目についても、相手選手からあまりにも離れすぎていた。弱い!」

ブンデスリーガでは現在首位に立っているバイエルンだが、今シーズンはミスやカウンターからの失点が多く、守備陣のパフォーマンスに好不調の波があるとも指摘されている。この部分が改善されない限り、2シーズンぶりのリーグタイトル奪還は簡単ではないだろう。

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