“800万ポンド”の超バーゲン補強で気付けば8年目 リヴァプールの左サイドバックを守り続けるロバートソンの思い「まだまだ1番手でありたい」

リヴァプールで活躍するロバートソン photo/Getty Images

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今も重要戦力であり続ける

2017年にハル・シティから加入し、リヴァプールの左サイドバック1番手を守ってきたDFアンドリュー・ロバートソン。昨季は肩を故障して3か月ほど離脱していた期間があり、本人としてもフラストレーションの溜まるシーズンだったことだろう。

同じ左サイドバックには、ポジションを争うコスタス・ツィミカスもいる。ロバートソンも30歳を迎え、これからは年齢のことを指摘される機会が増えるかもしれない。

しかし、ロバートソンはまだまだ左サイドバックのポジションを譲る気はない。英『sky Sport』によると、ロバートソンは今季よりチームを指揮するアルネ・スロットの下でさらに成長したい考えだ。
「(新監督の下で)多くのことが変わったと思う。ポジショニング、試合での動きなどね。それでも楽しんでいるよ。今季は僕に関して色々な意見もあるけど、こうした状況はこれまであまり経験してこなかったものだ。リヴァプールでの8年間は目立たないところもあったし、何かと意見されるのはある意味嬉しいよ。批判もサッカーの一部だし、僕はただハードワークするだけさ。監督もサポートしてくれるし、良い時を過ごしていると思う。ミスをした際には、批判が集まることもある。そんな時には、その批判が間違っていることを証明すべく努力しないといけない。もっと良くなろうとしているし、自信を深めているよ」

「事実として僕は8年にわたってリヴァプールの左サイドバックを担当してきた。それは大きな誇りなんだ。ワールドクラスの選手を獲得できるこの規模のクラブにおいて、長くポジションを守るのは簡単なことではない。まだまだ左サイドバックの1番手でありたい」

リヴァプールがロバートソン獲得に支払った移籍金は僅か800万ポンドであり、近年のクラブを代表する超バーゲン補強の1つと言える。当初は無名の存在だったが、今ではプレミアを代表する快速レフトバックの1人だ。2025年に入ってからも先発の機会が続いており、今後もロバートソンは重要戦力であり続けるだろう。

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