ハーランドの「謙虚でいろよ」発言に倍返し!? ルイス・スケリー、ファン、そしてスタジアムDJまでもが煽り返す

「謙虚でいろよ、EH」というパネルを掲げるアーセナルファンの少年 Photo/Getty Images

シティに大勝したアーセナル

プレミアリーグ第24節、アーセナルとマンチェスター・シティの一戦は5-1とアーセナルの大勝に終わった。シティは一時アーリング・ハーランドのゴールで同点に追いついたが、そこからアーセナルのゴールラッシュが始まり、最終的には大差がついてしまった。

ハーランドはこの同点弾でクラブ通算250ゴールという偉業を達成したが、彼にとってこの日は屈辱的なものとして記憶されるかもしれない。アーセナルの3点目は18歳のマイルズ・ルイス・スケリーによるもので、ルイス・スケリーは得点後にハーランドのトレードマークである「蓮華座」ポーズを真似てみせた。ハーランドは前回の対戦時にミケル・アルテタ監督に向かって「謙虚でいろよ」と発言したとされているが、そこから数試合にわたってゴールから見放される事態となった。今回のルイス・スケリーのこの行動は明らかにそのことと、初対戦の際に「お前は誰だ?」と言われたことを意識したものだろう。

チーム、そしてファンはこのハーランドの言動に不快感を持っていたとみられ、スタンドには「STAY HUMBLE EH」と書かれたパネルを掲げるファンの姿も。また、試合後にはスタジアムDJがケンドリック・ラマーの『HUMBLE』を大音量で鳴り響かせた。この曲では「Be humble,Sit down」と繰り返し歌われる。

また、ピッチ外からもハーランドへの痛烈な煽りが飛んだ。プレミアいじりのブラックユーモアでおなじみの「ドミノピザUK」Xアカウントは、空のピザ箱の底に「STAY HUMBLE」と書かれた画像を「delivery for City」というキャプションとともにポストしている。

痛烈な“倍返し”でハーランドを煽ったアーセナル。王者相手の5得点大勝はチームを勢いづかせるに十分だが、ここから首位リヴァプールに追いつくことはできるだろうか。


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