すでに昨シーズンの失点数を上回る ペップ・シティがアーセナル相手に5失点。アウェイゲームでの大量失点は07-08シーズン以来

頭を悩ませるペップ・グアルディオラ photo/Getty Images

守備が崩壊してしまった

プレミアリーグ第24節アーセナル対マンチェスター・シティの一戦が行われて、5-1でホームチームが大勝を飾った。

アウェイチームのシティは後半に同点に追いつくも、その直後に失点を重ね、最終的に5つのゴールを許している。

『WhoScored.com』によると、プレミアリーグのアウェイマッチでシティが5失点以上を喫したのは、故スヴェン・ゴラン・エリクソン政権での07-08シーズンにミドルズブラに8ゴールを許した以来とのことで、今季がどれほど不調なシーズンなのかを物語っている。

今季は中盤のフィルター役を担っていたロドリ、そして最終ラインに負傷者が続出したことでシティの失点は増え続けている。すでに24試合で35の失点を喫しており、優勝した昨季の34失点を早くも上回っている。

特に目立つのはビルドアップ時のミスで、後方での繋ぎにここ数年のような安定感はない。『WhoScored.com』によると、シティは2025年に入ってからすでに3つのミスから失点を許しており、この数字よりも悪い成績を残しているのはダントツで最下位となっているサウサンプトンの5回のみだという。

3冠を達成した22-23シーズンのシティは堅守がチームの強みの1つであったが、それらはすでに失われており、ペップ・グアルディオラ監督はどのようにしてチームの調子を取り戻させるのだろうか。

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