ブンデスリーガ最初の50試合で《55ゴール16アシスト》と圧巻の働き 今季こそケインはチームタイトルに届くか

バイエルンでも得点を量産するケイン photo/Getty Images

今季は現時点でブンデス首位に立っている

2023年夏にトッテナムからバイエルンへ移籍して1年半。FWハリー・ケインは期待通りゴールを量産してきた。

1日に行われたブンデスリーガ第20節のホルシュタイン・キール戦でも2ゴールを記録し、チームの4-3勝利に貢献。これがケインにとってブンデスリーガ50試合目だったが、その成績は55ゴール16アシストと圧巻だ。

データサイト『Opta』によると、ブンデスリーガ最初の50試合で54ゴール以上を奪ったのはケインが初めてだという。その得点力に文句はつけられない。

ただ、ケインはそんな個人記録よりもチームタイトルが欲しいはずだ。トッテナム、イングランド代表でのケインはチャンピオンズリーグ、EUROなど、タイトルへ後一歩のところまで近づいたことは何度かある。しかし準優勝に終わっており、とことんチームタイトルと縁がない。

昨季もケインは得点を量産したが、チームはブンデスリーガとDFBポカールのタイトルをレヴァークーゼンに奪われた。CLも落としてしまい、ケインのバイエルン1年目は無冠に終わった。バイエルンへの移籍はチームタイトル獲得を目的としたものであり、ケインも落胆したことだろう。

今季は現時点で首位に立っており、ケインの個人成績も申し分ない。ブンデス最初の50試合で55ゴールを挙げながら、今季もタイトルに届かないとなれば悪夢だ。まずはブンデスリーガ制覇を確実としたいところだが、バイエルンはこのまま逃げ切れるだろうか。ケインは今後も得点を量産してくれるはずで、今季こそはタイトルが欲しい。

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