レアル敗戦でラ・リーガタイトル争いは混戦に? 首位との勝ち点差を4ポイントに縮めるもバルサ指揮官は冷静「他人を見るのではなく、自分たちに集中する」

バルセロナの指揮官フリック photo/Getty Images

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連勝を飾る

ラ・リーガ第22節でアラベスと対戦したバルセロナ。61分のロベルト・レヴァンドフスキのゴールが決勝点となり、1-0で勝利を飾った。前節のバレンシア戦(7-1)のようなゴールラッシュにはならなかったが、リーグタイトルを争う上では貴重な勝利に。

今節、2位のアトレティコ・マドリードはマジョルカに2-0で勝利を飾り、勝ち点を積み重ねたが、首位を走るレアル・マドリードはエスパニョールに0-1でまさかの敗戦。3位のバルセロナにとってはレアルが負けた今節は勝ち点を縮められるチャンスだったが、苦しみながらも見事勝利。勝ち点差を4ポイントにまで縮めた。

首位レアルが現在49ポイント、2位アトレティコが48ポイント、そしてバルセロナが45ポイントと優勝争いは混戦に。一時は調子を落としたバルセロナも現在は連勝を記録し、再び優勝争いに復活したという声も多いが、指揮官ハンジ・フリックはレアルの試合はチェックしていなかったようで、あくまでも自分たちに集中する必要があると語る。
「正直に言うと、レアル・マドリードの試合は見なかった。ここ数日はストレスが溜まっていたので、ストレス解消には早めに寝るのが一番だ。朝、WhatsAppで送られてきたものを見たら、確かにこんなことが起きていた。しかし、自分自身を見つめなければならない。そして、今日は厳しい一日になるだろうとわかっていた。でも、そう、そう。妻に聞いてみて。寝てたんだ。アタランタ戦の後、私は2、3時間しか眠っていなかった」

「アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードは素晴らしいチームだ。しかし、我々がすべきことは自分自身を見つめることだ。彼らにプレッシャーをかけなければならないが、自分自身を見つめることも必要だ。他人を見るのではなく、自分たちに集中する。これが私が望むトレーニングだ」(スペイン『as』より)

フリック率いるバルセロナは再び息を吹き返しつつあるが、ここから連勝を重ね上位2チームを追い抜くことはできるか。


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