仏での初陣は66分でたった“7回”しかボールに触れず…… レンヌは古橋の動き出しを活かせるのか「完全に迷子で、心配」

セルティックではゴールを量産してきた古橋 photo/Getty Images

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連携構築には時間がかかるか

今冬にセルティックを離れ、フランス1部のレンヌへ移籍したFW古橋亨梧。セルティックでは165試合で85ゴールと圧倒的な成績を残してきたが、セルティックでの古橋は周囲の選手に活かされるタイプのストライカーだった。古橋の動き出しのタイミングを理解してくれるチームメイトが必要で、シーズン途中に加入したレンヌでその連携を構築できるかは未知数なところがある。

古橋は2日に行われたリーグ・アン第20節のストラスブール戦に先発したが、プレイした66分間で記録したボールタッチは僅か7回。データサイト『Opta』によれば、リーグ・アンで60分以上プレイした選手の中では、2007年にリールFWマテュー・ロベールがヴァランシエンヌ戦で記録した回数と並ぶワーストのタッチ数だという。

古橋についてはスコットランドも気にかけているようで、英『Daily Record』はSNS上で古橋へ不安の声が続々と出ていると取り上げている。
「前半の古橋は完全に迷子で、心配だった」

「古橋は役に立たなかった。途中出場したメイテの方がずっと良い」

「今のところ何も見せていない。彼がチームに溶け込めるか心配だ」

セルティックは国内リーグでも圧倒的強者の立場にあるため、ポゼッション率で相手を下回るケースはほとんどない。しかし古橋が移籍したレンヌはリーグ・アンで15位と苦戦を強いられているチームで、今回のストラスブール戦もポゼッション率は45%だ。セルティック時代に比べればチャンスボールがなかなか巡ってこないかもしれないが、古橋はレンヌでも得点を量産できるか。

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