マック・アリスターが、クロップ前監督退任のニュースを聞かされた瞬間を回顧 当時のサラーの様子も明らかに

既に20ゴールを超え、今シーズン絶好調のサラー photo/Getty Images

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クロップ監督退任は大きな衝撃だった

リヴァプールで10番を背負うアレクシス・マック・アリスターが、ユルゲン・クロップ前監督の退任を知った時の状況を明かした。

今回、彼が当時を振り返ったのは、『La Media Inglesa』のYouTubeチャンネルに出演した際のこと。まずマック・アリスターは「大きなショックだった。誰も予想していなかった」と当時の心境を語った。

続けて、そのニュースが知らされた時の状況についても詳しく述べ、「普段は10時半に到着して、朝食を食べて、トレーニングを行うが、その日は10時半集合するよう指示があったので、何か変だなと思ったんだ」と彼はクラブに起こった異変を既に感じていたという。
マック・アリスターは続けて、監督退任のニュースを意外な人物から知らされたことを明かした。

「トレーニングセンターの集合場所に到着すると、その時サラーが隣にいたので、彼に『なぜミーティングするのか? 何かあったのか?』と尋ねてみたんだ。すると彼は突然『監督が辞める』と言いいだした。私はサラーに『何だって? 監督が辞める?』と聞き返したよ。でも『あぁ、監督が辞める』と、もう一度言われ、私がさらに『そんなわけないでしょ』と言うと、彼は笑い始めてしまったんだ。これは本当なのか、それともサラーがただ私をからかっているだけなのか、一体何が起きているのかと思った。そして、その後、監督がやって来て、シーズン終了後に退団するつもりだと告げられた」

そのユルゲン・クロップ氏は、2015−2016シーズンの途中からリヴァプールの指揮官を務め、9シーズンに渡り常勝軍団としてチームを引っ張ってきた。長きに渡りチームを支えた功労者だけに、リヴァプールを去るというニュースは衝撃が大きかった。

今回、マック・アリスターが語ってくれたことによって、同じく現在のチームでリヴァプール最大の功労者の一人であるサラーの当時の様子を知ることができた。ただそのサラーも、今季終了後にリヴァプールを去ってしまう可能性があると噂されている。

一方、2年契約に合意しているとの報道もあったが、未だ彼の去就について正式な発表はない。チームにとって再び大きな衝撃を与えるニュースとならなければいいが、果たしてその行方はいかに。

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