20歳のボランチ福井太智が、バイエルンからアロウカへ完全移籍 開幕10試合連続スタメンなどの活躍から買取オプション発動

鳥栖時代はクラブ史上最年少でトップチームデビューを飾った福井 photo/Getty Images

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昨夏からローン移籍していた

バイエルンは日本時間2月4日に、MF福井太智がポルトガル1部のアロウカへ完全移籍することを発表した。

20歳の福井は、2023年1月にバイエルンに完全移籍すると、ドイツ4部リーグ相当のバイエルン・ミュンヘンIIから挑戦。同年9月にはリーグ戦ではトップチームのベンチ入りし、直後に国内のカップ戦でデビューも果たしていた。そして2024年夏にアロウカへローン移籍すると、今シーズンはリーグ戦開幕から10試合連続で先発を飾る活躍を見せてきた。

今回、契約に付随していた買取オプションが行使され、完全移籍が決定。『SKY SPORTS』によると、同クラブとは2028年6月末までの契約となり、移籍金は100万ユーロ(約1億6000万円)と見られている。
この福井の完全移籍に対し、バイエルンの公式サイトでは、ユース育成担当ディレクターのコメントが掲載されている。

「私たちは、将来有望な若手選手として福井をクラブに迎え、ヨーロッパのサッカーに来るチャンスを与えました。私たちは彼の非常に前向きな成長を嬉しく思っており、今後の成功を祈っています」

現在リーグ戦で13位に位置するアロウカ。今後、激化する残留争いを勝ち抜くために福井の活躍が欠かせないだろう。彼の躍動する姿を期待したい。

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