ローマが移籍最終日に3選手の獲得を発表 守備陣強化でシーズン後半戦で上位に組み込めるか期待

見事な手腕でローマを立て直しつつあるラニエリ監督 photo/Getty Images

トップレベルで実績のある3選手

ローマが移籍最終日に、3選手の獲得を発表した。

今回ジャロロッシに加入することが決定したのは、21−22シーズンからガラタサライで活躍してきたデンマーク代表経験のあるCBビクトル・ネルソン(26)と、アヤックスで台頭しトゥウェンテで左サイドバックを主戦場としているアナス・サラー・エディン(23)、さらにザルツブルグのボランチのレギュラーだったリュカ・グルナ・ドゥアト(21)だ。

『Football Italia』によると、まずサラー・エディンは、トゥウェンテから800万ユーロで完全移籍。先月23歳になったばかりの有望株で、ローマは、先日のナポリ戦で見事なボレーを決めたアンヘリーノの控えとして期待しているようだが、時には左だけでなく右サイドバックとしてもプレイできるため、貴重な戦力となりそうだ。

続いてネルソンは、ローン移籍で加入し、その金額は50万ユーロと見られている。また1000万ユーロとボーナス200万ユーロの買取オプション付きとも報じられている。ガラタサライでは公式戦通算144試合4ゴール1アシストを記録。今シーズンはリーグ戦11試合に出場し、ELでも4試合に出場し、チームに貢献していた。

最後にグルナ・ドゥアトもローン移籍で加入。移籍金は判明していないが、1800万ユーロの買取オプション付きだという。これまで世代別のフランス代表にも招集されるほど将来を嘱望されたプレイヤーで、ザルツブルグでは今シーズンCLに6試合出場し、勝利したフェイエノールト戦にも先発出場していた。

今回、守備面で戦力補強を重点的に行ったローマ。クラウディオ・ラニエリ監督の見事な手腕で立て直しつつある中、この3選手の活躍で、さらにリーグ戦で上位に組み込めるか期待したい。

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