J1神戸、沖縄キャンプで主力の宮代、井手口、佐々木ら、ケガ人続出 シーズン開幕から続く連戦に向け不安を残す

昨季Jリーグ2連覇を飾った神戸 photo/Getty Images

王者に試練

J1の神戸は不安なシーズン開幕を迎えることになりそうだ。

2月4日、神戸が練習を公開。しかしそこに主力である宮代大聖、井手口陽介、佐々木大樹、カエターノらの姿がなかった。

神戸は、2月1日まで沖縄キャンプを行っていたが、そこでケガ人が続出。吉田孝行監督は「キャンプでけが人も多いですし、元々の人数も少ない。難しい状況ではある。いるメンバーでやるしかない。自分の役割としては、現場をどう回すか。それだけを考えてやっています。選手も一生懸命やってくれているし皆でやる」と不安を抱えつつも抱負を語った。

シーズン開幕は、2月8日の富士フイルムスーパー杯の広島戦。その3日後にはACLE上海ポート戦があり、15日にJリーグ開幕の浦和戦、18日にはACLE上海申花戦を行う。これだけでも試合間隔が短い過密日程であることがわかるが、連戦はさらに続き、ACLEを勝ち進めば3月中旬まで続く。

吉田監督は、その厳しい状況でも最善を尽くすために「どこに重点を置くのか。もちろん全部大事なんだけど、やはり大事な試合というのを絞らないといけない。別に捨てるとかではなくて、全員が戦力になるためにいろんなことを試さなきゃいけないということ」と述べた。

昨季王者は、いきなり迎えた試練にどう立ち向かうのか、彼らの奮闘に注目だ。

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