新指揮官ニコ・コバチがドルトムント再建へ意欲「チームを再び押し上げたい」

ドルトムントのニコ・コバチ監督 photo/Getty Images

現在11位と低迷

4日(現地時間)、ボルシア・ドルトムントのニコ・コバチ監督が定例記者会見に臨み、低迷するチームの立て直しに意欲と自信をのぞかせた。

成績不振によって解任されたヌリ・シャヒン前監督の後任として指揮を託されたコバチ監督は、2日から現場に入ってトレーニングを指導。最初の数日間で選手たちの様子を観察したというコバチ監督は、会見ではチームについて以下のように語った。

「このチームにはクオリティがある。ただし、課題や足りない部分も数多くある。選手達はここ数日間で勝つことの重要性を理解したはずだ。勝つために必要なのは良いトレーニング、良いデュエル、正確なパスだ」(ブンデスリーガ公式サイトより)

前節ハイデンハイム戦では2-1で勝利を収めたものの、ドルトムントはブンデスリーガでは現在11位。しかし、コバチ監督は「順位表については話したくない。それはシーズンが終わってからするべきこと」とコメント。さらに、今からでも上位返り咲きのチャンスは十分にあるとの考えも述べた。

「我々は今週末のシュツットガルト戦での勝利をめざしている。それは再び上昇カーブを描くために必要なものだ。今シーズンのリーグの行方が決まるのは遅くなると私は予想している。最終節の2,3試合前に結果を予想できる人はいないだろう。少なくとも上位4チームについて予測するのは難しい。我々はこのチームを再びそこへ押し上げたいと考えている。つまり上位にだ」

今シーズンはまだリーグ戦での連勝がないドルトムントだが、果たしてコバチ監督の初陣となるシュツットガルト戦で前節に続いて勝利を収めることができるのだろうか。

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