ブンデスでハリー・ケインをも上回る《59分に1ゴール》の驚異的ペース レヴァークーゼンを引っ張るP・シックの脅威

レヴァークーゼンで活躍するシック photo/Getty Images

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昨年12月から急激にペースアップ

シャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンには、1トップに贅沢な悩みがある。ヴィクター・ボニフェイス、パトリック・シックのポジション争いだ。

レヴァークーゼンは2日に行われたブンデスリーガ第20節でホッフェンハイムを3-1で撃破しているが、このゲームでは先発したボニフェイスが先制点を挙げ、途中出場のシックが追加点を挙げている。

頼もしいのは、先発と途中出場の両方に対応できるシックだ。今季の立ち上がりはややペースが鈍かったが、シックは昨年12月のフライブルク戦で4ゴールを挙げたところから急激にペースアップ。ここまでブンデスリーガ17試合に出場し、14ゴールを記録している。
その得点ペースは驚異的で、リーグ戦では59分に1ゴールのペースでネットを揺らしている。これは同じブンデスリーガでも、バイエルンFWハリー・ケインをも上回るペースである(ケインは76分に1ゴール)。

ボニフェイスには怪我の問題があったが、本格的に復帰。今後はゲームによってシックとボニフェイスを使い分けていくことになるだろう。独『Bild』によると、シックはジョーカー役にも理解を示している。

「試合数が多いから、時にはベンチに座らないといけないこともある。もちろん先発でプレイしたいけどね。僕も長期間の負傷離脱がどういうものか知っているから、ヴィクターにとってはゴールを決めることが重要だったと思う」

今後はチャンピオンズリーグも決勝トーナメントへ突入する。前線のローテーションは必要不可欠で、この2枚が揃っているのは大きな武器だ。

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