アシスト数1位のサラーよりも多いプレミア最多“66回”のチャンスメイクを記録しているのに…… アシスト数が増えないパルマーの苦悩

チェルシーでプレイするパルマー photo/Getty Images

アシスト数はまだ6

現在のプレミアリーグでは、リヴァプールFWモハメド・サラーが21ゴール13アシストを記録し、得点&アシストの両方でランキング1位に立っている。

サラーの数字が見事なのは確かだが、英『The Sun』が少々不運と取り上げたのがチェルシーMFコール・パルマーだ。

チャンスメイク数だけで見ると、パルマーはここまでプレミア最多となる66回のチャンスメイクを記録している。しかしパルマーのアシスト数は6に留まっており、リーグ戦で最後にアシストを記録したのは昨年12月のアストン・ヴィラ戦のことだ。チャンスメイクは連発しているが、2カ月間アシストがついていないのだ。

サラーのチャンスメイク数は52回でリーグ3位となっているだけに、パルマーのアシスト数が伸びてこないのは周囲の決定力に課題があると言えるか(2位はトッテナムMFデヤン・クルゼフスキで59回)。

パルマーのアシストが増えない原因としては、最前線に入るFWニコラス・ジャクソンが調子を落としていることも大きい。ジャクソンはここまでリーグ戦で9ゴールを記録しており、決して悪い数字ではない。しかしパフォーマンスにはまだまだ波があり、チームの大エースとは呼べないか。

パルマーの実力は文句なしであり、チェルシーがこれよりも上を目指すにはパルマーのチャンスボールを確実に沈めてくれる決定力あるアタッカーが必要だ。ここは今後の移籍市場でも補強ポイントになるだろう。(データは『WhoScored』より)

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