C・ロナウドがサッカー選手の意識を変えた 今では当たり前になった“リカバリー”の重要性「多くの選手の認識を変えてきたと思う」

C・ロナウドは怪我が少ない鉄人としても有名だ photo/Getty Images

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サッカー選手のキャリアは大幅に伸びている

以前のサッカー界では30代に入った選手を『ベテラン』と表現することも多かったが、今では30代後半でも変わることなくトップレベルで活躍を続ける選手も増えてきた。

これはスポーツ科学の進化もあるが、選手の意識が変わってきたことも大きいだろう。その中でも特別な存在となってきたのがアル・ナスル所属FWクリスティアーノ・ロナウドだ。

ロナウドは若い頃より超ストイックと言われ、トレーニングとリカバリーにかなりの時間を費やしてきた。リオネル・メッシとロナウドに関しては、怪我が少ないことも特別な要素だ。
スペイン『as』によると、ロナウドもリカバリーにはかなりこだわってきたと明かしている。今やそれがサッカー界とスポーツ界全体の常識になっており、ロナウドに刺激を受けたアスリートは多いだろう。

「特にフィジカル面のリカバリーは極めて重要で、そこには自分なりの哲学がある。僕は多くの選手の認識を変えてきたと思う。キャリアを通じて多くのコーチと仕事をし、トップレベルのサッカーに対する独自の理解を深めてきた。今では練習量を減らしつつ、特定のトレーニングに集中するようにしている。20歳の時と同じようにはリカバリーできないからね」

ロナウドも40歳を迎えた。今でも怪我は少ないが、そんな鉄人ロナウドでもさすがに20代と同じようにはいかないのだろう。40歳に合ったトレーニング法が必要で、そこも抜かりはないようだ。アル・ナスルでのパフォーマンスを見れば、このまま2026ワールドカップ北中米大会を目指せる可能性が高い。ロナウドもそこに合わせて体を作り上げていくはずだ。

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