去就注目されたトリッピアーはひとまず残留か ガラタサライからのオファーをニューカッスルは拒否

ニューカッスルでプレイするトリッピアー photo/Getty Images

今季は出場機会が減少

ニューカッスルでプレイする元イングランド代表DFキーラン・トリッピアー(34)は今冬、残留する可能性が高いようだ。英『CAUGHTOFFSIDE』が報じている。

2022年冬よりニューカッスルでプレイするトリッピアーは加入以降、チームの主力として君臨してきたが今シーズンは出場時間が減少。ここまで公式戦19試合に出場しているが、プレイ時間は837分と限られている。そのため、トリッピアーは出場機会を求めて移籍先を模索していると報じられてきた。

そんな同選手に強い興味を示していると考えられていたのがトルコの強豪ガラタサライだ。同メディアによると、ガラタサライは実際、同選手獲得に向けたオファーを提出したようだが、ニューカッスルは拒否したようだ。ガラタサライは買取オプションなしのレンタル移籍を希望していたが、これがニューカッスルの要求を満たさなかったため、成立しなかったと同メディアは主張している。

一方で同メディアはトリッピアーの心情にも言及しており、望んでいた移籍が破談となったことに失望していると綴り、同選手のモチベーションが低下しているとも伝えている。しかし、カラバオカップ準決勝2ndレグ・アーセナル戦(2-0)でトリッピアーはスタメンフル出場を果たしており、ニューカッスルの決勝進出に大きく貢献している。

トルコの移籍市場は2月11日までとまだ少し時間が残っているが、ガラタサライが再びオファーを出すかは不明のようだ。またニューカッスルは今冬ミゲル・アルミロン(アトランタ・ユナイテッドへ完全移籍)、ロイド・ケリー(ユヴェントスへレンタル移籍)などが退団したが、補強は行っていない。そのため、これ以上戦力を失うことに消極的になる可能性が高いという。

夏に再びトリッピアーの去就は注目を集めることになりそうだが、今冬はひとまずニューカッスルに残ることになりそうだ。


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