ドジャースが、160キロ右腕ライディングスを獲得 短縮シーズンだった2020年に教師で食い繋いだ苦労人

ライディングスは投球の約75%が速球のパワーピッチャー photo/Getty Images

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2021年にヤンキースでメジャーデビュー

ロサンゼルス・ドジャースは、元ニューヨーク・ヤンキースのリリーフ投手スティーブン・ライディングスとマイナーリーグ契約をかわした。

現在29歳の彼は、2021年8月にヤンキースでメジャーリーグデビュー。昨シーズンは、ノースカロライナ州にあるアトランティックリーグのハイポイント・ロッカーズで先発7試合を含む9試合に登板。1勝0敗、防御率3.06の成績を残した。合計32.1イニング投球し、160キロの速球を武器に41奪三振を記録した。

また『Dodgers Nation』によると、ライディングスは、過去に野球選手以外の職についていた経験があるという。2019年からカンザスシティ・ロイヤルズのトリプルA、オマハ・ストームチェイサーズでプレイしていたが、2020年シーズンがCOVID-19のパンデミックにより短いシーズンとなったため、代用教員の仕事に就いて食いつないだそう。 2020年10月から2021年3月上旬まで学校で勤務し、出席管理や授業計画の配布などを担当していた。
そんな苦労人のライディングスは、果たして投手王国となったドジャースの超一流投手たちの間に割って入り、メジャー昇格を実現できるか、今後の活躍に期待したい。

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