古橋が退団してもセルティックの攻撃力は落ちない? ジョタ、キューン、前田大然の新生ユニットへの期待

セルティックは先日のダンディー戦に6発大勝 photo/Getty Images

12日にはCLでバイエルンとの大一番が控える

セルティックは今冬にFW古橋亨梧をレンヌへ売却したが、チームは弱体化してしまうのだろうか。古橋はチームの絶対的エースだっただけに、シーズン途中での退団は痛手だ。

ただ、英『BBC』は単純に弱体化するとは言い切れないと主張する。カギを握るのは、古橋と入れ替わる形でレンヌから復帰したFWジョタだ。ジョタはワイドな位置から仕掛けることを得意としており、最初にセルティックに在籍していた2021年からの2年間で実力は証明済みだ。同メディアはジョタの復帰で攻撃の幅が広がると期待をかける。

「答えはジョタになる。セルティックは以前からウイングの選手層が充実していたが、ジョタの復帰によってさらに質は高まった。ジョタは古橋ほどゴールを決めることはないかもしれないが、チームメイトのためにチャンスを提供できる。すでに復帰後の2試合でゴール、アシストなど、これまでのチームに欠けていた質の高いパスなどで貢献している」

「監督のロジャーズは国内で最も優れた3人のウイング(前田大然、キューン、ジョタ)をローテーションさせることができ、これは恐るべき武器だ。古橋が去った今、ロジャーズはアダム・アイダに発破をかけることもできる。『君が前線の主力だと証明しろ』と。確かに古橋は去ったが、セルティックは本当に弱くなったのだろうか」

セルティックは先日のリーグ戦でダンディー・ユナイテッドを前田の2ゴールなどで6-0と撃破しているが、このゲームでは前田とジョタがワイドの位置に入り、最前線ではアイダが先発。途中からは絶好調のニコラス・ゲリット・キューンが出場しており、確かにこの選手層は魅力的だ。

セルティックは12日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレイオフの1stレグでバイエルンと対戦する。セルティックにとっては今季最大の大一番だが、ロジャーズはどんな攻撃陣を選択するだろうか。

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