WBC世界バンタム級王者・中谷潤人が合宿先の米から帰国 猛特訓で「人生初、12Rが短く感じた」と語り、仕上がり順調をアピール

29戦全勝22KOを誇る中谷 photo/Getty Images

3度目の防衛を目指す

2月24日に行われるWBC世界バンタム級タイトルマッチで防衛戦に挑む王者の中谷潤人が、合宿先のアメリカから帰国した。

8日、ロサンゼルスから羽田空港に到着した中谷は、待ち構えたファンや報道陣の前で仕上がり順調をアピールし、笑顔を見せた。

合宿先では、1日16ラウンド、また1ラウンドを10分とし計3ラウンドの実践練習を行い、中谷が「人生初、12ラウンドが短く感じた」と語るほどハードなトレーニングをやり抜いた。他にも2階級上のフェザー級のアマチュアボクサーともスパーリングを試し、自身よりも2センチメートルほど身長が高い挑戦者デビッド・クエジャルを想定した戦い方も特訓した。

中谷はその長身ボクサー相手に「詰める際に丁寧に工夫する必要がある」と警戒しつつも「想定して練習をやった。どうきても対応できたらいい」と述べた。

次の試合で3度目の防衛を目指す中谷は、近い将来、スーパーバンタム級で井上尚弥との対戦も期待されている。その対戦が実現すれば、日本のボクシングの歴史に残る一戦になることは間違いないだろう。その前にクエジャル戦は確実に勝利を手にしたいところだ。

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