古橋の抜けた穴は前田が埋める!? ハットトリックの活躍に現地メディア「背後に飛び出す鋭い動きと圧倒的なスピードは絶好調のキョウゴとあまり変わらない」

ハットトリックの前田に称賛集まる photo/Getty Images

今季は21ゴール8アシスト

8日、スコティッシュカップ5回戦でレイス・ローヴァーズと対戦し、5-0の大勝を飾ったセルティック。日本代表FW前田大然はスタメンフル出場を果たし、MF旗手怜央はベンチスタートで37分より出場した。

そんなこの試合でハットトリックという圧巻の活躍を見せたのが前田だ。2月の公式戦3試合で前田は6ゴール2アシストと抜群の存在感を見せており、今冬レンヌへ移籍した古橋亨梧が抜けた穴を感じさせない活躍を見せているが、スコットランド『Daily Record』はレイス・ローヴァーズ戦のハットトリックは古橋のようだと語り、セルティックにおける前田の重要性を主張した。

「彼の最初のゴールは冷静沈着で、2点目はポジショニングの賜物であり、3点目は典型的なバックポストへのダッシュだった。27歳の彼は今シーズン、タッチを磨いたようだが、何よりも深い位置から背後に飛び出す鋭い動きと圧倒的なスピードは絶好調のキョウゴとあまり変わらない。彼はバイエルン戦では出場停止のため出場できない。しかし、前田は今後4か月間、3つのフォワードエリアのいずれでも、フープス(セルティックの愛称)にとって大きな存在となるだろう」

さらにセルティック専門メディア『THE CELTIC STAR』も「ダイゼンは間違いなく現時点で我々にとって最も重要な選手」と前田を称賛している。

この試合のハットトリックで前田はセルティックでの通算ゴール数を「50」にまで伸ばした。さらに今シーズンはここまで公式戦34試合で21ゴール8アシストと圧巻の成績を残している。


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