ベティス移籍後初ゴール&2戦連続MVPを獲得するも敗戦…… アントニーは悔しさを露わに「我々はメンタリティを変えなければならない」

ベティスで好調なアントニー photo/Getty Images

セルタに逆転負け

ラ・リーガ第23節でセルタと対戦し、2-3の逆転負けを喫した後、レアル・ベティスのアントニーは悔しさを露わにした。

今冬、苦戦が続いていたマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍をしているアントニー。キャリア再建を目指す再スタートとなったが、デビュー戦となった前節はいきなり得点に絡む活躍を見せ、MVPを獲得。

そして迎えた2戦目でもアントニーは存在感を示した。10分にPA内でクロスのこぼれ球に反応したアントニーは華麗なコントロールシュートを見せ、ネットを揺らす。今シーズンは昨年9月のカラバオカップ3回戦以降、ゴールを奪えていなかったアントニーだが、ベティスでは2試合目にして早速移籍後初ゴールをマークした。

結果的に逆転を許したものの、アントニーはこの試合でもMVPを獲得。2試合連続での獲得となったが、同選手に喜ぶ様子はなく、逆転負けという結果に悔しさをにじませた。

「この試合に負けたことが理解できない。我々は非常に良いスタートを切り、2-0とリードしたが、メンタリティを変えなければならない。我々は2ゴールを決めたが、試合中、90分間ずっと集中し続けなければならない。もっと良くなるために努力しなければならない」

「我々は考え方を変える必要があるし、良いスタートを切って良いフィニッシュをしなくてはならない。次の試合で勝ち点3を獲得するためには、懸命に努力し、何がうまくいっていないのかを見つめ直す必要がある」(英『Football 365』より)

アントニー自身は移籍後、2試合連続でスタメン出場し、ゴールという形で結果を残しているものの、チームは1分1敗と勝てていない。

ユナイテッドで批判を浴びたアントニーはベティスでいいスタートを切っているが、今度こそチームを勝利に導くことができるだろうか。


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