チームは敗戦もリヴァプールMF遠藤航に現地複数メディアが高評価「マン・オブ・ザ・マッチ」

リヴァプールの遠藤航 photo/Getty Images

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痛恨のPK献上から失点

9日(現地時間)、リヴァプールはFAカップ4回戦でプリマス・アーガイルと対戦し、0-1で敗れた。

プレミアリーグ首位のリヴァプールとチャンピオンシップ(イングランド2部)所属のプリマスとの対戦となったこの試合は、序盤からリヴァプールがボール支配率で上回り、優位に試合を進める。

しかし、プリマスの守備を崩すような決定的なチャンスは作り出せずに前半を0-0で折り返すと、ハーフタイム明けの52分にはペナルティキックからプリマスに先制されてしまう。その後リヴァプールは一層の攻勢に転じたものの同点ゴールは奪えず、そのまま0-1で試合終了。プリマスにジャイアントキリングを許して4回戦で姿を消すことになった。
リヴァプールの遠藤航はこの試合に守備的ミッドフィールダーの位置で先発。11分にジョー・ゴメスが負傷交代でいなくなってからはセンターバックを務め、後方からの攻撃の組み立てとボールロスト時のリスク管理を担当した。

チーム自体は敗れてしまったが、遠藤個人のパフォーマンスについては複数の現地メディアが高評価を下している。リヴァプール専門メディア『Liverpool Echo』は、10段階評価(1が最低、10が最高)の採点で評価点7を遠藤に与え、さらに「ゴメスが後退してから主将とセンターバックのポジションを引き継いで、再び静かに印象的な活躍を見せた。誰も失望させなかった」と評価。

『THIS IS ANFIELD』での評価は6点だったが、「この試合で誰かにマン・オブ・ザ・マッチを与えるとしたらエンドウだろう。彼はリヴァプールにとって非常に優れたチームプレイヤーとなった。この試合で落ち着いてプレイしているように見えた数少ない選手の一人だった。マスタークラスとは言えないが、中盤からセンターバックへのスイッチをしっかりとこなしていた」との寸評も掲載し、遠藤の働きぶりを評価している。

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