バルセロナの快勝で首位と勝ち点2差 フリックはチームに集中力を求める 「結局は長い道のり」

バルセロナを率いるハンジ・フリック photo/Getty Images

熾烈なリーグタイトル争い

ラ・リーガ第23節でセビージャと対戦したバルセロナは4-1で勝利をおさめた。開始7分でロベルト・レヴァンドフスキのゴールで先制に成功し、8分にルベン・ガルバスに同点弾を許したものの、後半に3得点を挙げ、リーグ戦3連勝と好調を維持している。

結果を見れば4得点の快勝だが、ロナルド・アラウホの負傷交代やフェルミン・ロペスの退場とトラブルの続いた試合となった。それでもハンジ・フリック監督は、試合後のインタビューで「私たちのパフォーマンスにはとても満足している」と語った。

「良いプレイができたし、勝ち点3を取るために戦った。 前半はいいプレイができたと思うが、それはもちろんセビージャもそうだった。なので後半は少し変化を加えた。(後半の)フェルミンのゴールは我々にとって非常に重要だった。チームを誇りに思うよ。レッドカードの後、我々は4-4-1のフォーメーションで非常によく守った」

「10人でプレイするのは困難だし、僕らはとてもうまくやった。相手には素晴らしいウイングがいる中で、我々はとてもうまく守ることができた」

「フェルミンは退場を悲しんでいた。私は彼ら(フェルミンとガビ)の強度に満足している。このようなことが起こるのは、4-4-1でプレイし、そのような守備をする方法を知るための良い勉強になると捉えている」

「明日まで待たなければならないが、アラウホの負傷は深刻なものではないと思う」

また、前日に行われたレアル・マドリードとアトレティコ・マドリードによる首位攻防戦で引き分けたことで、バルセロナは首位レアル・マドリードと勝ち点2まで迫ることが出来た。それでもフリックは目の前の試合に集中することを強調している。

「私たちには私たちのスタイルがあり、それに集中している。今日はセビージャで勝ち点3を取れたことに満足しているが、結局は長い道のりだ」

「ライバルのことは考えてはいない。自分たちの仕事をしなければならない」

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