レアルは負傷者続出の最終ラインでハーランドを迎え撃てるのか 迫るレアルVSマンCはどうなる「エティハドでの1stレグはシティが本命」

両チームは昨季もCLで対戦している(写真は昨季の対戦) photo/Getty Images

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両チームとも本調子ではないが……

11日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレイオフ1stレグが行われるが、その中でも大注目のカードがマンチェスター・シティVSレアル・マドリードだ。

何より今季は両チームの状態が万全ではなく、それだけに今回の対決は展開が読みづらい。まずレアルの不安ポイントとしては、最終ラインに負傷者が続出していることだ。エデル・ミリトン、ダビド・アラバ、アントニオ・リュディガーまで負傷してしまい、本職のセンターバックがほとんどいない中でアーリング・ハーランド擁するマンC攻撃陣を迎え撃たなければならない。ここが1つの勝負ポイントになるのは間違いない。

1stレグはマンCのホームで行われるが、リヴァプールやレアルでプレイしたスティーブ・マクマナマン氏はレアルがどこまで我慢できるかに注目する。
「これはシティにとってチャンスだと思う。ハーランドにとっても、相手のマドリーに何が不足しているのか示す最高のチャンスだ。今のマドリーは昨季と同じ状態ではない。守備の問題でバラバラになっているチームだ。ハーランドは世界最高クラスの点取り屋の1人であり、間に合わせの最終ラインと対戦する今回はシティにとって理想的なシナリオに見える。マドリーの方は、アセンシオとチュアメニにセンターバックを組ませ、右サイドバックにはバルベルデを回すしかないだろう」

「もちろんシティにも負傷者は出ているが、エティハドでの1stレグはシティが本命となるはずだ。マドリーはダメージを最小限に抑え、ベルナベウでの2ndレグを良い状態で迎えられるかがポイントになる」(『Daily Mirror』より)。

1stレグでレアルの守備が崩壊する展開となれば、2ndレグでの望みは薄くなる。失点をいかに抑えるのか。これがレアルの優先すべきポイントになるか。

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