ファン・ダイク獲得レースにバルセロナも参戦へ 代わりに主力CB放出を検討か

リヴァプールのフィルジル・ファン・ダイク photo/Getty Images

財政難のため人員整理が必要

バルセロナがリヴァプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの獲得をめざしているようだ。

リヴァプールの主将で世界最高のセンターバックとも呼ばれるファン・ダイクだが、今年夏でリヴァプールとの契約が満了となるにも関わらず現在まで契約延長がなされていないことから、去就に注目が集まっている。

ファン・ダイクが契約満了によって今シーズン終了後にリヴァプールを退団した場合、他のクラブは移籍金の発生しないフリー移籍で同選手を獲得することができる。そのため、スペインメディア『El Nacional』によるとバルセロナもファン・ダイクの獲得を検討しているようだ。

しかし、移籍金を支払う必要はなくても給与などの待遇面でリヴァプールと同等かそれ以上の好条件を提示できなければファン・ダイクの獲得は困難だ。近年財政難に苦しんでいるバルセロナとしては、まずは既存の選手の誰かを売却してファン・ダイクのための資金を捻出する必要がある。

こうした中、『El Nacional』はファン・ダイクと同じセンターバックのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが放出候補になっていると伝えている。

2031年まで契約を延長したばかりの同選手だが、今シーズンは右太もも裏(ハムストリング)の怪我で昨年12月まで長期離脱を強いられ、さらに今年1月に実戦復帰を果たしたものの9日(現地時間)に行われたラ・リーガ第23節セビージャ戦で今度は右足首を捻挫。3週間程度の再離脱が見込まれている。そして、この稼働率の悪さを理由にバルセロナが今年夏にアラウホを売却する可能性があると同メディアは予想している。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ