ジョアン・フェリックスはチェルシー退団を希望か 今冬レンタル移籍にて加入した新天地での充実感を語る 「ミランに残るチャンスがあれば、喜んで残る」

今冬J・フェリックスはミランへレンタル移籍 photo/Getty Images

ミランでは早速得点も決めている

今冬チェルシーからACミランへレンタル移籍しているポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは完全移籍への移行を望んでいるようだ。

ここ2年ほどアトレティコからレンタル移籍が続いていたフェリックスは、2024年夏にチェルシーに完全移籍にて加入。自分の居場所を見つける挑戦ではあったが、エンツォ・マレスカ率いるチームで定位置を確保することはできず、プレミアリーグでのスタメンはわずか3試合のみで、プレイ時間も363分のみに留まっていた。

そんなフェリックスは今冬出場機会を求めてミランへ半年間のレンタル移籍にて加入。デビュー戦となるコッパ・イタリアのローマ戦で早速ゴールをマーク。セリエA第24節のエンポリ戦ではスタメンも飾っている。今回の半年間のレンタル移籍には買取オプションは付帯していないが、フェリックスは来シーズン以降もミランに残りたいと考えているようだ。

「今のところ、6月までの期限付き移籍だ。どうなるか見てみよう。今のところ、クラブ、人々、施設などすべてに満足している。私も家族もとても温かく迎え入れてもらっている。私はここで満足しているが、サッカーの世界では、ある日突然状況が一変することがある。ミランに残るチャンスがあれば、喜んで残るつもりだ」(『The Athletic』より)

確かなポテンシャルを持ちながらも自分のホームとなるクラブを見つけることに苦労しているフェリックス。現状はミランでもレンタル移籍となっており、夏にはチェルシーに戻ることになる。

ミランが完全移籍を望むかどうかは移籍金はもちろん、フェリックスの半年間でのパフォーマンスが重要になることは間違いないが、イタリアの地でそのポテンシャルを十分に発揮することができるだろうか。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ