数名の選手がラッシュフォードのバルセロナ加入に反対していた 理由はあるチームメイトの立場を守るためだった?

今季はマンUで苦しんだラッシュフォード Photo/Getty Images

実現しなかった理由か

バルセロナは今冬の移籍期間でマーカス・ラッシュフォードのレンタルでの獲得を目指していたが、結局は実現しなかった。最終的にアストン・ヴィラへとローン移籍したが、バルセロナの選手の中に同選手の加入に反対していた者がいたようだ。『EL NACIONAL.CAT』が伝えている。


攻撃陣のローテーションを完成させるためにラッシュフォードを加入させようとしていたバルセロナ。レンタル移籍で合意する可能性があったが、戦力と見なされていないアンス・ファティを放出することができず、スペースを確保することができなかったため移籍は実現しなかったという。


クラブは獲得に乗り気だったが、一方で数名の選手はこの移籍に対して反対していたと報じられている。ガビやフェルミン・ロペス、ぺドリなどがラッシュフォードと契約しないようにクラブへ助言までしていたようだ。理由は赤い悪魔の10番を獲得することで犠牲になる可能性があったフェラン・トーレスを守るためだったと同紙は説明している。トーレスは、反対した選手たちと素晴らしい関係性を築いており、ピッチに立つたび結果を残していることから非常に貴重な交代要員となり、ローテーションの重要なピースになり得ると選手たちが信じていたからだという。


元マンチェスター・シティのフォワードは、先日、メスタージャで行われたコパ・デル・レイ準々決勝のバレンシア戦でハットトリックを達成しており、これにより公式戦10ゴールを記録するなど自身の価値を証明している。最高の状態から程遠いフォームのラッシュフォードを獲得しなかったことが正解だったのか。今後の両者のパフォーマンスでその答えがわかってくるだろう。

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