「彼らをコントロールするのは不可能」 レアル戦を前にムバッペをはじめとする4人のアタッカーをペップが称賛

シティ戦での先発が濃厚なムバッペ photo/Getty Images

ウォーカー不在がどこまで響くか

CLプレーオフ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリードの第1戦はシティのホームであるエティハド・スタジアムでの開催が予定されている。

CLでのこのカードは21-22シーズンから連続して実現しており、今季で4シーズン目となった。昨季は準決勝で対戦し、PK戦の末にレアルが次のステージに駒を進めた。

このカードは例年多くのゴールが生まれており、昨季は2試合合計4-4、一昨季は2試合合計5-1となっている。両者のアタッカーに対し、両者の守備陣が苦戦しており、今季も同様の展開が予想される。

レアル戦前の記者会見に出席したペップ・グアルディオラ監督はロドリゴ、ジュード・ベリンガム、ヴィニシウス・ジュニオール、キリアン・ムバッペの4人のアタッカーを称賛し、「彼らをコントロールするのは不可能だ」と『TheGuardian』にコメントを残している。

「90分、180分、200分、延長戦にもよるが、この4人をコントロールするのは不可能だ。彼らのコンビネーション、走力、1対1の能力、ボールのキープ力は並外れている。彼らの関与をできるだけ減らさなければならない。いつかは危険なプレイをされてしまう。それを受け入れなければならない」

「彼らにはプレイする勇気がある。相手が近くにいても関係ない。彼らはボールをキープし、特別なタッチやパスを出す能力を持っている。自ら走ることもできるし、味方と合わせることもできる」

「第1レグは自分たちがやるべきことを徹底し、賢くプレイしなければならない。テンポを読むことが重要で、ベルナベウでの第2戦で良い結果を残すためにプレイする必要があるんだ」

レアルを破って3冠を達成した22-23シーズンのシティは堅守がチームの武器だったが、今季のシティは失点が多く、不安定なチームとなっている。この一戦ではカイル・ウォーカーが重要な役割を果たしていたが、ミランに移籍しており、彼に頼ることはできない。直近のFA杯で先発したリコ・ルイスの守備力では対峙するヴィニシウスを抑えることは不可能に近く、グアルディオラ監督は誰を右SBに起用するのだろうか。

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