最終予選で苦戦するオーストラリア代表に怪我人が相次ぐ 18歳の逸材FWが負傷交代

怪我人が相次ぐオーストラリア代表 photo/Getty Images

2位につけるオーストラリア

2026年ワールドカップ北中米大会アジア最終予選に臨むオーストラリア代表に怪我人が相次いでいる。

日本と同じグループCに所属するオーストラリア。今回の予選では初戦のホーム、バーレーン戦を落とし、続くインドネシア戦をスコアレスドローで終えるなど苦戦を強いられており、順位は現在ワールドカップ出場ラインである2位につけるもここまで1勝4分1敗勝ち点7であること、また3位から6位まで勝ち点が6で並んでおり、差は1ポイントしかないことからとても優位な状況とは言えないだろう。

そんなオーストラリア代表にさらなる試練が待ち受ける。昨秋にSBのアレッサンドロ・チルカーティが、所属するイタリアのパルマでの練習の際に左ヒザ前十字じん帯を断裂。今シーズンの復帰は厳しいと見られ、最終予選中の復帰は困難と見られている。先月にはCBの主軸であったハリー・ソウターがリーグ戦でアキレス腱を断裂。こちらも全治約1年とされており最終ラインの中枢2枚を欠くこととなった。

また、オーストラリアメディア『News.com.au』は、今季バイエルンと契約し、今冬からスイスのグラスホッパーにレンタルで加入した18歳のFWネストリ・イランクンダが9日に行われたリーグ戦で負傷したと報道。現在検査を行っているため離脱期間などは不明だが、長期離脱となればこちらも痛手となることには変わりないだろう。

同メディアによれば、他にも代表で主将を務めるGKのマシュー・ライアンが股関節の怪我により先日のリーグ戦を欠場、SBジョーダン・ボスもハムストリングを負傷し交代を余儀なくされるなどヨーロッパ各地でオーストラリア代表選手の負傷が相次いでいる。オーストラリアは3月にインドネシア(H)、中国(A)と対戦するが、果たしてこの状況をなんとか乗り越えることができるのか。

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