レブロン、ドンチッチ欠場の中でレイカーズが勝利! 八村が24得点9リバウンドで存在感を示す

レイカーズで活躍する八村塁 photo/Getty Images

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守備面の貢献が今後の課題

今季のNBAトレード市場において最も大きく動いたチームはアンソニー・デイビスを放出し、ルカ・ドンチッチ獲得という衝撃的なトレードを実現したロサンゼルス・レイカーズだろう。レブロン・ジェームズとルカ・ドンチッチの驚異的で予想外なデュオが結成された直後、その二人が欠場している状況でレイカーズはペイサーズと対戦し、124-117で勝利をおさめた。

エース二人を欠く中で、勝利の立役者となったのはオースティン・リーブスと八村塁だった。オースティン・リーブスが40分間出場して45得点7リバウンド7アシスト、八村塁は33分間出場で24得点9アシストと二人でチーム総得点の半分以上を叩き出している。

トレードデッドラインが近づく中でも八村は安定したパフォーマンスを披露して、チーム5連勝に貢献。5試合でゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を除く4試合で20得点以上を記録し、安定した得点能力の高さを見せている。
シーズン中にチームの顔がルカ・ドンチッチに変わったレイカーズだが、やはりチーム課題は守備力だろう。これまでアンソニー・デイビスの存在がチームの守備強度を担保していたが、ルカ・ドンチッチは一転して攻撃に特化した選手だ。レブロンも40歳のスターというだけに守備面で負担をかけることは出来ない。

ここまで攻撃面でチームへの貢献度の高さが注目されてきた八村だが、新チームでは守備面の特にリバウンドをはじめとする体を張ったタフなプレイが期待されることになると言える。

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