古橋とオライリーがセルティック時代と同じ評価を得ることはない? 新天地での厳しい予想も「グラスゴーではスーパースターと扱われてきたが……」

セルティックではゴールを量産してきた古橋 photo/Getty Images

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レンヌ、ブライトンでそれぞれ結果を出せるか

まだ移籍したばかりだが、セルティックからフランスのレンヌに向かったFW古橋亨梧は成功を掴めるだろうか。

移籍したばかりの古橋に対し、いきなり厳しい視線を向けたのはセルティック専門サイト『The Celtic Star』だ。レンヌは8日にリーグ・アン第21節でサンテティエンヌと対戦して2-0と勝利を収めたが、古橋はベンチに座ったまま出番がなかった。移籍して間もないことを考えれば、仕方のない結果と言える。

しかし、同サイトはセルティックとは環境が大きく異なると指摘。昨夏にセルティックからブライトンへ移籍したMFマット・オライリーを含め、新天地で上手くいくとは限らないと取り上げている。
「古橋は週末のサンテティエンヌ戦で出番を得られず、オライリーはFA杯のチェルシー戦でほんの僅かな出場時間しかなかった。両選手ともグラスゴーではスーパースターと扱われてきたが、現在のチームでは単なる1人の選手に過ぎない。もちろん両者とも実力者であり、古橋は新しい環境に適応を始めたばかりで、オライリーも怪我から復帰して間もない。まだまだこれからではあるが、両者ともセルティックでプレイしていた時と同じ成功や評価を味わうことはないだろう」

「古橋はサンテティエンヌ戦の勝利をベンチから眺めるしかなかった。古橋もオライリーもセルティックサポーターの祝福を受けながら円満にチームを去ったが、必ずしも隣の芝生が青いわけではないと気付きつつある。ジョタは18ヶ月の苦難の旅を経て、それを実感して戻ってきた」

セルティックはスコットランド国内では絶対の王者であり、国内で苦戦することはほとんどない。古橋もオライリーもスーパースターだったが、それと同じ評価をレンヌとブライトンで獲得していくのは簡単ではない。それは両者とも理解しているはずだが、あくまで国内の中堅クラブであるレンヌとブライトンでどこまで評価を上げられるのか。2人の戦いにセルティックとスコットランドも注目しているようだ。

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