リヴァプールで注目集めるサラーの去就 元チームメイト、ロヴレンがエースの将来に持論を展開  「現状では残留よりも退団の方が近い」

今季圧巻の存在感を見せるサラー photo/Getty Images

現行契約は今シーズン限りとなっている

リヴァプールでプレイするエジプト代表FWモハメド・サラーは来シーズン以降の去就が大きな注目を集めている。

32歳を迎えたサラーは今シーズン圧巻の成績を残しており、ここまでは公式戦34試合で26ゴール18アシストを記録。再び世界最高のサッカー選手の1人として手のつけられない存在となっている。

しかしサラーとリヴァプールの現行契約は今シーズン限りとなっており、エースの去就は注目の的になっているがまだ新契約を締結するには至っていない。

そんななか、かつてリヴァプールでサラーとチームメイトであったデヤン・ロヴレンはサラーの去就について言及。リヴァプール側がサラーを十分にリスペクトしていないと自身の見解を示している。

「サラーはクラブ側に何かが欠けていると考えており、それがすぐに解決されることを望んでいる。しかし、現状では残留よりも退団の方が近い。私は、クラブが彼を十分に、あるいは彼が思うほどにはリスペクトしていないという結論に至った。しかし、それは会話の別の側面であり、裏で何が起こっているのかということだ」

「彼はリヴァプールをとても愛しているし、残りたいと考えている。そして、それが最も重要な部分だ。おそらく、彼はそこで引退するつもりなのだろう。誰もが彼の残留を望んでいるし、私も個人的にそう願っている。先日彼に電話をし『モー、自分のことを考えてくれ。このクラブのためにしてきたこと、そしてまだ何ができるかを考えろ』と、言ったよ」(英『Daily Mail』より)

サラーは現在32歳でベテランと言われる域に達しており、クラブが新契約の詳細を慎重に考える必要があることは確かだが、今シーズンのパフォーマンスを見る限りではまだまだトップレベルで活躍できることは間違いないだろう。

正式な発表があるまでサラーの去就は引き続き大きな注目を集めるが、このままリヴァプールを退団してしまうのだろうか。


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