S・ヒメネス、フェリックス、プリシッチ、レオンがミランの“Newファンタスティック・フォー”に? 後半戦へ期待は新生・攻撃陣にあり

エンポリ戦から新生・攻撃陣が躍動 photo/Getty Images

コンセイソンは前線をどう構成してくるか

今冬の戦力補強から、ミランはセリエAトップ4入りを目指せるだろうか。8日に行われたセリエA第24節ではエンポリを2-0で撃破したが、やはり注目は攻撃陣だ。

アルバロ・モラタはチームを離れたが、今冬はオランダのフェイエノールトからFWサンティアゴ・ヒメネス、さらにチェルシーからFWジョアン・フェリックス、フィオレンティーナからFWリカルド・ソッティルをレンタルで加えた。

前述のエンポリ戦では前線にタミー・エイブラハム、2列目にフェリックス、アレックス・ヒメネス、ユヌス・ムサを配置して試合をスタートしたが、指揮官セルジオ・コンセイソンは後半開始と同時にユスフ・フォファナを下げてFWクリスティアン・プリシッチ、アレックス・ヒメネスに代えてFWラファエル・レオン、エイブラハムに代えてサンティアゴ・ヒメネスを投入。

これで前線にフェリックス、ヒメネス、プリシッチ、レオンの4枚が揃ったことになり、一部ではNewファンタスティック・フォーとなり得るかと注目を集めている。ワイドな位置から仕掛けられるプリシッチとレオン、ややポジションを下げてチャンスメイカーになれるフェリックス、そしてエンポリ戦からゴールを決めたヒメネスと、楽しみな4枚ではある。

ボランチには攻撃面に特長を持つタイアニ・ラインデルスもおり、彼らが上手く連携できれば面白い。もっとも、守備のバランスを整えることも重要で、スペイン『SPORT』は指揮官コンセイソンがファンタスティック・フォーにどこまで守備の貢献を求められるかがポイントになると伝えている。

現在ミランは勝ち点38で7位。4位ラツィオとは7ポイントの差があるが、逆転不可能な差ではない。CLでの躍進にも期待したいところだが、コンセイソンはファンタスティック・フォーとまで期待される4人をどうまとめてくるか。

※S・ヒメネスの前所属クラブ表記に誤りがありました。お詫びし、訂正いたします。

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