アスレテックスとマイナー契約の森井が会見でMLB挑戦の抱負を語る 二刀流で「4、5年後にメジャー昇格」「二桁勝利、3割30本」

二刀流での活躍を目標に掲げた森井 photo/Getty Images

続きを見る

NPBを経ずMLB挑戦は4人目

東京・桐朋高校3年の森井翔太郎が、オークランド・アスレティックスとマイナー契約を結び、同校で会見を開いた。

森井は、右投げ左打ちの二刀流選手で、打者としては高校通算45本塁打を記録し、投手としては最速153キロを誇る。先日、契約金約151万ドル(約2億3000万円)で同球団と契約合意したことが報じられていた。

この日の会見で森井は、「アスレティックスは二刀流で高く自分を評価してくれた。若手をどんどん使ってくれるので、自分にもチャンスがあると思った。4年、5年でメジャーに上がれたら最高。投手で二桁勝利、打者で3割、30本塁打を目指す」と目標を語った。
日本の高校や大学からプロ野球を経験せずにMLBの球団と契約を結んだのは、マック鈴木、多田野数人、田澤純一に続いて4人目。そについて言及された森井は、前例も異例も関係ない考えであることを示し、「投打ともパワーが足りない課題はあるが、まずは異国の環境やプロの生活に慣れていきたい」と冷静な自己分析と計画を述べた。

そんな森井は、3月からアスレティックス傘下のチームに合流し、アリゾナ州で行われるキャンプに参加する予定。憧れの舞台、メジャー昇格に向けて奮闘する彼に期待したい。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:ALL SPORTS

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ