グディソン・パークでの最後のマージーサイド・ダービーは劇的な幕切れ エヴァートン指揮官モイーズはファンの後押しに感謝 「今夜の観客は素晴らしかった」

エヴァートンの指揮官モイーズ photo/Getty Images

後半ATに同点弾

12日、延期となっていたプレミアリーグ第15節エヴァートン対リヴァプールのマージーサイド・ダービーが行われ、2-2の引き分けに終わった。

試合終了後に両者入り乱れる騒ぎもあり、お互いに退場者を出してしまうほど白熱したダービーとなったが、エヴァートン指揮官デイビッド・モイーズは試合中のサポーターの声援に感謝をしているという。

「試合は終始大荒れだった、昔ながらのノスタルジックさを感じさせた。試合後のことについて、本来は語るべきことではない。ドゥクレは試合中にイエロカードを受け、その後レッドカードをもらった。私は選手が足りない状況でのこれには失望している。その場所は一晩中沸騰するほど熱かった」

「ここは、来てプレイするのが決して簡単なグラウンドではない。しかし、観客のサポートがあれば、常に素晴らしいグラウンドだ。ここ最近、観客と選手の間に少しズレが生じているところがあるかもしれない。苦しい時期が続いたせいもある。サポーターにとっては辛い時期だった。しかし、今、選手とサポーターが再び団結し始めていると思う。今夜の観客は素晴らしかった」(英『Sky Sports』より)

エヴァートンは新スタジアムへの移行が決まっており、今節がグディソン・パークで行われる最後のマージーサイド・ダービーだった。そんな事情もあり、エヴァートンのサポーターがこの試合にかける想いは人一倍強かったのだ。

同メディアは「グディソン・パークでの最後のマージーサイド・ダービーは忘れられないものになった」と白熱した両者の戦いを振り返っている。

今シーズンは思うように勝ち点を積み重ねられず苦戦していたエヴァートンだったが、リーグ戦直近4試合は3勝1分。順位は15位に。モイーズ復帰後、好調な滑り出しを見せている。


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