バイエルンが敵地で先勝!セルティックは前田のゴールで粘るもあと一歩及ばず

ゴールを決めたバイエルンのハリー・ケイン photo/Getty Images

日本人3選手が出場

12日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント・プレイオフ1stレグでセルティックと対戦し、2-1で勝利した。

前田大然と旗手怜央が先発したセルティックは、試合開始早々の1分にニコラス・キューンが右サイドからドリブルで中央に侵入し、左足で低弾道のシュート。これが決まってセルティックが先制したかに見えたが、ゴール直前にシュートを跨いだセルティックのアダム・イダがオフサイドポジションにいてプレイに関与したとしてゴールは認められなかった。

その後、試合はバイエルンがボール支配率で上回ってセルティックを押し込む展開となるが、引いて守りを固めたセルティックを前にバイエルンは決定機を作り出せない。

しかし、前半終了間際の45分、ダヨ・ウパメカーノの対角線のロングボールを右サイドで受けたマイケル・オリーセがコントロール後に左足を振りぬいてシュート。これがゴール右上に決まり、バイエルンが1点リードで前半を折り返す。

バイエルンは後半開始早々に貴重な追加点をセットプレイからあげる。左サイドからのコーナーキックの場面で、ボールはファーサイドに流れていたハリー・ケインのもとへ。ここでケインが左足でボレーシュートを放ってボールをゴールネットに突き刺し、バイエルンがリードを2点に広げる。

2点差となったことでセルティックがそれまでよりも前掛かりになって攻勢に転じると、バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督はラファエル・ゲレイロに代えて伊藤洋輝を投入して守備固めを図る。しかし、伊藤投入直後の79分、セルティックの右サイドからのコーナーキックのこぼれ球を前田が頭でバイエルンのゴールに押し込み、セルティックが1点差に詰め寄る。

その後、セルティックはホームに詰めかけたサポーターの声援を背に同点ゴールをめざしたが2点目は奪えず2-1でタイムアップ。バイエルンが敵地での大事な初戦に勝利した。

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