前田大然のゴールが2ndレグへの望みをつなぐ 逆転でのCLラウンド16進出へセルティック指揮官は意気込み「我々にはもう一回チャンスがある」

セルティックの前田と旗手 photo/Getty Images

続きを見る

アウェイでの大一番に

CLプレイオフ1stレグでホームにバイエルンを迎えたセルティック。日本代表FW前田大然とMF旗手怜央はスタメンに名を連ね、一方のバイエルンDF伊藤洋輝は78分から出場し、デビューを飾った。

49分までに2点を奪われたセルティックだったが、79分に右サイドからのコーナーキックのこぼれ球に素早く反応した前田が頭で押し込み、一矢報いるゴールをマーク。試合はこのまま1-2で敗れてしまったものの、1点差で2ndレグを迎えるセルティックは逆転でのCLラウンド16突破へ望みをつなげた。

英『Daily Mail』は前田にチーム最高得点となる「7.5点」をつけており、「ボールを持っていない時もいつものようにエネルギッシュなプレイを見せ、本能的なシュートでセルティックに活路を開いた。ホームチームにとって再び重要な活力となった」と称賛の言葉を送った。
2ndレグはアウェイでの試合であり、セルティックにとって不利な状況であることには変わりないが、指揮官ブレンダン・ロジャースはチャンスがあると感じているという。

「最後の25分間、我々はプレッシャーをかけ始め、ピッチの前方でより積極的になり、それが何をもたらしたかが分かるだろう。より攻撃的になり、我々のサッカーが生き生きし始め、そしてゴールを決めた。2-1でバイエルン・ミュンヘンが踏ん張っている。これが現状だ。我々にはもう一回チャンスがある」

「多くの選手にとって、これは新たなレベルだ。彼らは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。後悔しないように、どこまでやれるか見てみよう。我々はサッカーができるし、脅威にもなり得ることを示した。彼らのクオリティと得点力の高さから、時にはそれが見えなくなることもあるが、今回はそんなことはなかった」(英『Sky Sports』 より)

バイエルンとの2ndレグは日本時間19日の早朝5時に行われる。アウェイでの戦いとはいえ1点差である状況を踏まえると、何が起こってもおかしくないだろう。中でも絶好調前田にかかる期待は大きいが、今度はチームを勝利に導くゴールを決めることができるだろうか。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.301 好調クラブ戦術解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ