ポテンシャルがあるだけにもどかしい? ロイ・キーンはトッテナムでもがくマディソンの現状に厳しい視線「彼は才能のある選手だが……」

トッテナムでプレイするマディソン photo/Getty Images

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今季は31試合で9G6A

マンチェスター・ユナイテッドOBであるロイ・キーン氏はトッテナムでプレイするMFジェイムズ・マディソン(28)の現状に厳しい見方を示した。

2023年夏にトッテナムに加入したマディソンは、昨シーズン開幕から10試合で3ゴール5アシストを記録し、8勝2分というロケットスタートを切ったトッテナムにおいて欠かせない役割を担った。しかし、11月初旬から翌年の1月下旬まで負傷で離脱を強いられると、復帰後も本来の調子を取り戻すことができなかった。

今シーズンはここまで公式戦31試合で9ゴール6アシストと悪くない数字を残しているが、現在リーグ14位に沈むチーム状況もあって、マディソン自身も厳しい視線が送られている。
マディソンは先月ふくらはぎを痛め、現在も離脱が続いているが、ロイ・キーン氏は同選手の不在がチームにとって大きな損失にはなっていないと感じているようで、ステップアップを遂げる必要があると考えている。

「スパーズを助けられる選手として復帰する選手は誰なのか?ミッキー・ファン・デ・フェンとグリエルモ・ヴィカーリオの2人だと思う。(デスティニー・)ウドジェは悪くない。タムワースでジェイムズ・マディソンを見たが、彼は交代させられたんだ!タムワースはノンリーグだ。みんなは『マディソンが最高だ』と言うけど、彼はいつステップアップするのか?」

「彼はレスター(シティ)で降格し、スパーズでも降格しそうだ。マディソンは悪くないが、彼が戻ってきてスパーズをトップ6に導くと思っているなら、それは夢物語だ。彼は才能のある選手だが、もし自分がスパーズの選手で、彼がチームに戻ってきたとしても、『今日はジェイムズが戻ってきた。大丈夫だ!』とは思わないだろう」

「私はマンチェスター・シティに彼らが4-0で勝利した試合でジェイムズ・マディソンを見たが、私は、彼は攻撃の質と守備の実力を兼ね備えていると思った。実際、私は、彼がその夜に定めた基準を今後も維持し続けなければならないと述べた。彼には一貫性がない。それが彼の問題だ」(『Sky Bet』より)

シティ戦で見せたようなパフォーマンスをマディソンは維持する必要があると語ったロイ・キーン氏。同選手にはポテンシャルがあるだけに、それを十分に発揮できていない現状に同氏ももどかしい思いを感じているのかもしれない。

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