2025年に入ってからの11試合だけで“41ゴール”奪う破壊力 再び強さが戻ってきたバルセロナこそ現世界最強の攻撃集団か

フリック率いるバルセロナの攻撃力は圧巻 photo/Getty Images

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1度スイッチが入ると止まらない

先日行われたラ・リーガ第23節のセビージャ戦を4-1で制したバルセロナ。今季は11月から12月にかけて調子を崩した時期があったが、年明けより当初の勢いが戻ってきた印象だ。

ハンジ・フリック率いるチーム最大の特長は、やはり超ハイラインを軸とした攻撃的サッカーだろう。今年に入ってからのバルセロナは11試合で41ゴールを挙げており、その攻撃は手がつけられない。

国内リーグでは前述のセビージャ戦で4ゴール、1月26日のバレンシア戦には7-1のスコアで大勝した。チャンピオンズリーグではベンフィカとの激しい撃ち合いを制し(5-4)、スペイン国王杯でもレアル・ベティスとバレンシアから5点ずつ奪って勝利している。
今年は年明けにスーペルコパ・デ・エスパーニャも2試合戦っており、アスレティック・ビルバオを2-0、そしてレアル・マドリードを5-2のスコアで撃破。その破壊力は圧巻だ。

ハイラインの裏を突かれると脆さを見せることもあるが、フリックのスタイルは一貫していてブレがない。圧倒的火力で相手をねじ伏せることが可能で、現世界最強の攻撃力と言っていいだろう。あとはタイトルに手が届くかどうかだが、この攻撃力を維持できれば国内リーグの逆転優勝&CL制覇の夢も見えてくるはずだ。

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