アル・ヒラルのレベルではなかった? 退団のネイマールにクラブCEOが辛口の一言

古巣サントスに復帰したネイマール Photo/Getty Images

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わずか7試合しか出られなかった

 サウジアラビアのアル・ヒラルを離れ、古巣サントスへ舞い戻ったブラジル代表FWネイマール。2023年8月に2年契約でアル・ヒラルに加入するも、膝の靭帯を損傷し、ほとんど試合に出ることがないまま契約解除となってしまった。クラブ在籍1年半で、出場した試合はわずか7つとなった。

 アル・ヒラルのCEOであるエステベ・カルサダ氏は独『Suddeutsche zeitiung』に、ネイマールの加入が期待外れに終わってしまったと語っている。

「チーム内の競争は熾烈です。外国人選手枠は限られており、現在の選手たちは素晴らしい働きを見せています。ネイマールは我々の目標を達成するために必要なパフォーマンスを発揮できるレベルに達していませんでした」
「ネイマールを頼りにできなかったことを大変残念に思います。彼は加入してすぐに十字靭帯を断裂しました。彼の退団は、アル・ヒラルが最高のパフォーマンスを発揮できる選手を求め、必要としていることのさらなる証拠となります」

「ネイマールは我々のマーケティングの成功に貢献してくれましたが、何よりも重要なのはスポーツでのパフォーマンスです。そして我々は、もはや彼には我々の期待に応える力がないとの結論に達しました。彼との契約解除で合意したことは、すべての関係者にとって利益となったのです」

 なかなかに辛口のコメントを発したカルサダ氏。ネイマールはサントスに復帰後も精彩を欠いたパフォーマンスに終始してしまっているが、彼本来のワクワクするようなプレイは戻ってくるのだろうか。


※ザ・ワールド2025年3月号、2月15日配信の記事より転載


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