プリシッチに続く逸材のはずが…… ドルトムントで出番増えぬアメリカの才能は『有望株』のまま終わってしまう危険性あり

ドルトムントでプレイするレイナ photo/Getty Images

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ドルトムントで出番増えず

クリスティアン・プリシッチに続くアメリカ特大の才能になるかと期待されたが、ドルトムントで悩める日々を過ごしているのがMFジョバンニ・レイナだ。

レイナは2020年からドルトムントのトップチームでプレイしているが、怪我の影響で思うようにプレイ出来ない期間があった。その間に定位置を失い、昨季にはノッティンガム・フォレストにレンタル移籍。そこでも結果は出ず、ドルトムントに戻った今季も主力になりきれていない。

今季のドルトムントは成績不振から指揮官ヌリ・シャヒンを解任し、後任としてニコ・コバチを招聘している。しかし今のところコバチはレイナを重要戦力とは捉えていないようで、最近も出番は増えていない。
リーグ戦では1月17日のフランクフルト戦で3分間、25日のブレーメン戦は出番なし、2月1日のハイデンハイム戦で3分間、8日のシュツットガルト戦で5分間、11日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント・プレイオフ1stレグのスポルティングCP戦は出番なしと、出場時間はかなり限られている。

英『The Guardian』はこのままレイナが『有望株』と言われたまま終わるかもしれないと危惧しており、現状のままではアメリカ代表での立ち位置も危うい。アメリカの中盤ではユヴェントスのウェストン・マッケニー、ミランのユヌス・ムサ、レアル・ベティスMFジョニー・カルドーソ、リーズMFブレンデン・アーロンソン、PSV所属MFマリク・ティルマンなど欧州トップリーグで活躍する者が増えている。

レイナもクラブでアピールしていく必要があるが、22歳のレイナはドルトムントの主力に割って入れるだろうか。

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