英2部チャンピオンシップで「16時間40分」無失点 バーンリーが披露する異次元の堅守

バーンリーのトラフォード photo/Getty Images

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守護神のトラフォードは1試合で2度のPKストップ

イングランド2部チャンピオンシップの上位争いは非常に熾烈で、首位シェフィールド・ユナイテッドと3位バーンリーの勝ち点差はわずか5ポイントとなっている。そんな3位バーンリーの今季の強みは33試合でわずか9失点の堅守だ。

『BBC』によると、チャンピオンシップ第33節プレストン戦で今季24回目のクリーンシートを達成し、リーグ戦では現在1000分間、16時間40分もの間、無失点を継続しているという。

その堅守の理由は高いボール保持率と守護神であるGKジェームス・トラフォードの存在だ。
バーンリーは今季ここまで55.4%のボール保持率を記録しており、これはリーグ4番目の数字だ。長くボールを持つことで相手の攻撃の時間を減らし、失点を最小限に抑えている。被枠内シュート数が少なく、11試合連続で現在は無失点となっているが、その間に受けたシュートはわずか21本となっている。

守護神であるトラフォードはマンチェスター・シティ出身のGKで、すでにプレミアリーグの上位クラブが彼の獲得を目指している。今季最大のハイライトはサンダーランド戦で2度のPKを止めたことであり、その試合は0-0のスコアレスドローに終わっている。

『BBC』によると、チャンピオンシップでの歴代最少失点は20-21シーズンのワトフォードと05-06シーズンのプレストンの30失点となっており、バーンリーは現時点でわずか9失点しか許していない。チャンピオンシップは全46節となっており、まだまだ試合は残っているが、最少失点記録の更新は確実といえるだろう。

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